ホークス千賀投手のメジャー挑戦直訴について思うこと
ソフトバンク・ホークス千賀滉大投手のメジャー挑戦宣言について。
ポスティングシステムによる早期挑戦を直訴したようですね。
たしかに早ければ早いに越したことはないですけど。
まだ、きちんとした実績を残したのは、ここ2,3年だし、球団からしたら時期尚早なのは理解できようもの。
他球団も、本人が話を切り出してから、数年後に実現というのが一般的な流れ。
でも、千賀投手が実際に海外FA権を取得出来るのが、早くて30歳なってしまう模様。
これは、さすがに本人が可哀そう。
あと数年、きっちりと活躍してからというのが、やはり筋ではないかと考えます。
史上初の育成出身のメジャーリーガー誕生へ!
確かに、夢のある素敵な話になりそうですが。
個人的には、千賀投手のメジャー挑戦には否定的とならざるを得ません。
その理由は、みなさんもご存じかと思いますが、千賀投手がルーズショルダーであること。
疲労回復にとても時間がかかってしまうため、中4日での先発登板は、かなりのリスクを伴うはずです。
また、三振を奪えるタイプであるから、中継ぎ、クローザーとしての需要もありそうですが、前出の理由があるので、そもそもホークスでは先発に配置転換した経緯があります。
また、フォークボールという球種も肩肘に大きな負担をかけます。
応援してあげたい気持ちはやまやまですが、千賀投手の場合は非常にギャンブル要素が強いのではないかと思うのです。
でも、本人の人生。
やはり悔いのないように、挑戦するのが良いのかも。
でも、球団に見出してもらってお世話になったのだから、そこはきちんと筋を通して。
2018.1.6