2018年ホークス投手陣の戦力分析【先発6番手】
いよいよ春のキャンプも間近。
そろそろ、2018年ホークスの戦力分析でもしちゃいましょうか?
まずは、先発投手陣について。
とくに先発6番手にフォーカスしてみます。
ドラフトも含めて主だった戦力補強もなく、2017年シーズン戦力の底上げがどれだけ出来るかといったところでしょう。
先発ローテーションについては、5番手までは盤石。
ケガ人さえ出なければ、千賀、武田、東浜、バンデンハーク、和田といった陣容になるでしょう。
問題は、6番手の人選。
おそらくは、敗戦処理とロングリリーフも兼任となるはずです。
場合によっては、中継ぎ投手と出場選手登録入れ替えでの起用という形も。
候補としては、昨年頭角を現した松本裕樹投手と石川柊太投手がまずは順当でしょうか。
僕個人的には、長身左腕の飯田優也投手も推したい。
そこに再起を期すベテラン摂津正投手、それと同じくベテラン中田賢一投手あたりが候補か。
モイネロ投手の先発転向プランもあるかも。
候補には事欠かない陣容なのですが、ここで一度状況を整理してみましょう。
一軍の投手枠が仮に12人とすると、先発で5人揃えたとすると残りは7人。
クローザーのサファテ投手と、セットアップに岩嵜投手、森投手、嘉弥真投手、モイネロ投手ときて総勢5人。
そうなると、敗戦処理兼ロングリリーフの枠が2人となります。
便利屋的な使い方となると、石川柊太投手と五十嵐亮太投手が適任となるでしょうか。
先発→武田、千賀、東浜、バンデンハーク、和田 …5人
勝ちパターンの中継ぎ→岩嵜、森、モイネロ、嘉弥真 …4人
ビハインド、ロング→五十嵐、石川 …2人
クローザー→サファテ …1人 総勢12人
もし、モイネロを先発転向させるとなると、左で信頼出来る中継ぎがいなくなります。
なので、これはちょっと考えられないかな。
五十嵐投手も石川投手も長い回は、お手のもの。
やはり、この2人がロング兼ビハインド要員の最有力候補となりましょう。
なお、石川柊太投手が谷間の先発=6番手を兼任することになることが予想されます。
この石川柊太投手のポジションを前出の飯田投手、松本投手あたりで争う形になりそう。
現実的には、摂津投手と中田投手は2軍で緊急時に備えることになるのかな?
若い投手を育てることが優先でしょうから。
それから、忘れちゃならないのが二保旭投手の存在。
もう復帰出来る状態だと聞いています。
ロングといえばやはり、この人でしょう。
ぜひとも復活して欲しい投手です。
どうしてもシーズンは長丁場なので、スペアの選手はいくらいても足りないくらい。
こう考えると、今シーズンはこれまで例にないくらい、若鷹が台頭するには厳しいシーズンとなりそうです。
12球団でもっとも過酷な競争に勝たなければならないのです。
それと今季こそ、ブルペンに関しては勤続疲労も考慮して、せめて60試合登板を上限に是非とも設定して欲しい。
先日のブログで紹介した野澤投手、それと笠谷投手あたりをセットアッパーとして組み込めたら、ブルペンもローテーションで回せるはず。
kiyosejin-hawks.hatenadiary.com
あと、きわめて個人的に言わせてもらうと石川投手には、やっぱり短いイニングを全力で投げて欲しいですね。
圧倒的な球威とパワーカーブで相手をねじ伏せるような投球がまた見たいのです。
昨年は、石川投手、シーズン後半にはバテバテで投球に精彩を欠いていましたもんね。
だから、先発6番手兼ロング兼ビハインドは、石川投手でなく、ぜひとも飯田投手か二保投手ということでお願いしたい。
ベテランの五十嵐投手とセットでね。
もちろん彼らの出番が少ない方が理想的ですが。
P.S. 松本裕樹投手は、もう少しストレートの球威を磨いてからね
2018.1.15