憶えていますか?ホークスが本気で左腕王国だった頃を
春のキャンプから、イキの良い若手左腕の台頭を知らせるニュースが目白押し。
昨年から話題となっている、笠谷俊介投手、長谷川宙輝投手、古谷優人投手の3投手は何だかもう有名人といった雰囲気も。
さらには、育成枠から左腕の齋藤誠哉投手の話題も。
おまけに、ここにきてNPB最速左腕である川原弘之投手が復活しそうだというニュースまで。
これは確実に左腕王国誕生の予感がしてなりません。
そういえば。
数年前にも同じような現象が起こった事を思い出しましたよ。
「あの時」は、確か先発ローテーション6枚が全員左腕という、前代未聞のローテだったはず。
調べてみたら、やはりありました。
2010年シーズンの先発ローテーションでした。
その時の記事がコレ。
ホールトン投手の不調による二軍降格により、左腕の陽耀勲(ヤン・ヤオシュン)投手が昇格して完成形をみたんでしたね。
和田毅投手、杉内俊哉投手の強力二枚看板に大隣憲司投手、山田大樹投手、小椋真介投手に陽耀勲投手という顔ぶれ。
後にも先にも、先発全員が左腕なんて聞いたことがない。
さすがに今季のホークスは、実力派右腕が健在なので先発全員左腕の再現はないでしょうけど。
これだけ左腕の陣容が豊富だと、嘉弥真投手や飯田投手、さらにはモイネロ投手あたりも油断は出来ないでしょうね。
他球団からしたら、本当に羨ましい陣容かと思いますよ。
こうして考えると、山田投手と大隣投手の放出は、確かに正解だったのかも知れませんね。
2018.2.12