森唯斗投手の9回途中降板による敗戦以上に大きなダメージとは
あ~腹が立つ!!
昨日の試合、まだ5月の序盤だし、勝ち負けはこの際どうでも良かったんだけどね。
なんで、最終回のマウンドから森唯斗投手を下げたんですかね?
基本、工藤監督の采配には不満はなかったのですが…。
森投手の交代だけ、そうしても腑に落ちないのですよ!!
クローザーに配置転換されてからというものの、森投手、昨日の試合まで見事無失点。
それどころか、無安打ピッチングを継続中でした。
見違えるほど投球内容が良くなり、これは明らかに森投手にクローザー適性があることを証明しています。
どんなに凄いボールを放る投手でも、いちばん後ろを任された途端にパフォーマンスが下がってしまう投手が実はほとんど。
かつてのB・ファルケンボーグ投手なんかが、その典型でしたね。
クローザーにいちばん求められる資質は、「三振を取れること」はもちろんなのですが、重圧を力に代えることの出来る精神力だと思うんです。
森唯斗投手は、間違いなく「それ」を持ち合わせている。
他のホークス投手陣を見渡して、クローザー適性を持つ投手はいるのでしょうか?
- 三振が狙って取れる
- 精神的にタフ
- 連投が利く
田中正義投手は、資質はありそうだけど、まだまだ自分のことで精いっぱいのレベル。
モイネロ投手は、狙って三振を奪うタイプではありませんし、精神的にまだちょっとね。
そうなると、工藤監督、もう腹をくくるしかないんですよ。
森投手と、もう心中する他ないんです。
どう考えたって、今季、サファテ投手も岩嵜投手も、間に合わない訳ですから。
早い話、昨日の試合は結果的に森投手が打たれて負けても、それはそれで良かったんです。
今年のチームは、クローザーは森投手で行くよと。
その揺るぎない信頼感をベンチから、マウンド上の森投手に送ればよかったんです。
そうすれば、森投手の性格上、仮に打たれても「次は必ずやり返す!」というポジティブな気持ちで、明日からの試合にまた臨めたはず。
昨日の采配だと、おそらく「オレ、信用されてないんだな…」といったネガティブな気持ちを引きずってしまうものかと。
これで、森投手のパフォーマンスが下がってしまわなければ良いのですが…。
目の前の1勝に固執するあまり、大局を見渡せてなかったとしか言いようのない采配。
森投手の続投でも、おそらくは打たれていたものでしょう。
でも、森投手で負けることに意味があったはずなのです。
今年は一年間、この戦い方で行くと。
ホークス選手全員に対する、首脳陣からのブレないメッセージが、昨日みたいな試合では欲しかったのです。
立場が人を育てるのです。
敢えて二度言わせてもらいましょう。
森唯斗投手と心中せよ!!
2018.5.5