懸案だった捕手難を解消しつつあるホークスについて一考を
未だにブログタイトルすら決め切れていない、このブログ(笑)。
とりあえず思っていることを感じたままにつらつらと書いてゆこうかと思います。
なんの制約もなく書けるって、ホント素晴らしいですね!
…ということで、今回は、ホークスが抱える正捕手問題について。
ホークスにおける、ここ10年来の懸案といえば、捕手の人材難。
これは城島健司捕手がMLB挑戦のため退団したことに端を発し、長らく続いてきた問題。
しかし、その後、毎年のようにドラフト上位で捕手を指名するものの、なかなか正捕手を任せられるほどの人材が育たず…。
しかたなくFAで細川亨捕手や鶴岡慎也捕手を獲得したという流れでしたね。
当時のホークスは、FA戦線によく積極参入したものです。
これは今のチームにくらべて、戦力が厚くなかったということ。
でも今は、ほとんどFA選手には触手を伸ばすことはありません。
そう。やっと戦力が揃いつつあるのですね。
特に懸案だった捕手陣が。
甲斐拓也捕手の台頭は、いろんな意味で大きかった。
城島退団後についてまわった「ホークス捕手は弱肩」という伝統を覆してくれたこと。
そして、専守防衛だったホークス捕手陣のイメージも、その強打でついでに覆してくれそう。
2018シーズンは、甲斐捕手とベテランの高谷捕手を中心に戦うことにになるでしょう。
そして、前出のふたりをサポートする3番手捕手は、栗原陵矢捕手あたりでしょうね。
そうなると、ホークス期待の強打の九鬼隆平捕手の出番がしばらくなくなりそう。
でも、僕個人的には、九鬼選手の肩の弱さという欠点がどうしても気になるんですよね。
甲斐選手の強肩という「抑止力」を目の当たりにしてしまった以上、もう俊足ランナーが出るだけで投手がソワソワする姿を見たくないんですね。
やっぱり、捕手の肩というのは重要。
出来れば、九鬼選手には打力を生かすためにサードにコンバートしてもらって、松田宣浩選手の後継として育ててほしいかな。
(てっきり山下斐紹選手がサードコンバート候補になるものと勝手に思っていました。)
今の時代、強肩の選手よりも、強打の選手を探すほうが難しいですから。
それと栗原選手には、セカンドか外野守備にも挑戦してほしい。
バッティングセンスも含めて、あらゆる意味でのユーティリティさを追求してみてはいかがでしょうか。
俊足でもありますし、そういう第3キャッチャーがチームにバックアップとしていてくれたら面白いですよね。
もちろん、ここぞの代打の切り札としてもね。
甲斐選手、栗原選手、九鬼選手の3選手とも個性がはっきり違うのが面白いところ。
こんなに近い世代に才能が集まってしまうのも珍しいかな。
甲斐選手には、城島選手とはまた違った「正捕手像」を確立していただけたらと思いますよ。
2018.1.2