千賀滉大投手の157キロ連発は、なぜもっと大きく取り上げられないのか?
http://www.sankei.com/sports/photos/160611/spo1606110051-p2.html
ガァーーーーーッ!!!
俺のモイネロちゃんが~!!
シーズン初っ端の試合で満塁本塁打食らうだと~~~~!!!
まあ、しょうがない。
こんなこともあるさ。
今日の試合のことは、もう忘れることとしよう。
さて、昨日の開幕戦。
千賀 滉大投手の快刀乱麻のピッチング。
胸がすく思いですね。
やはり、野球は投手が支配するスポーツなんだと、つくづく思い知らされます。
対するオリックス先発の西勇輝投手のピッチングも、どうしてなかなかのもの。
さすが、我がホークスの天敵であるだけあって、容易には攻略させてくれませんね。
結果的に、西投手の好投が千賀投手の投球リズムにも好影響を与えたのではないでしょうか?
お互いの好投が、良いリズムを生み出したと思いますよ。
ナイスゲームでした。
しかし。
MLB挑戦の大谷翔平選手のニュースが大きく取り上げられるあまり、昨日の千賀投手のピッチングが今一つ世間には認知されていない気がするのです。
いいですか、冷静に考えてみて下さいよ。
ただ単純に開幕戦でナイスピッチングしたという話ではないのです。
NPBの先発投手が初回から157キロの剛速球を連発したんですよ。
しかも、きちんと制球して、責任イニングを全うしてですよ。
オープン戦で痛めてしまった右腕の故障がなければ、おそらく途中降板することなく完封ペースだったはず。
そんな異次元の投球をこともあろうに「育成出身」の投手が成し得たという。
しかも、そのボールを受けるキャッチャーも「育成出身」というオマケつき。
そう、「NPB史上初」というのは、育成出身の開幕投手だけでなく、育成出身のバッテリーでもあるのです。
翌日のメディアでの消極的な報道には、少しガッカリしました。
やはり、まだまだホークスが関東ではローカルチーム扱いなのだと思い知らされます。
ちょっと、メディアのみなさん。
先発投手が157キロもの速球を連発して、きちんと試合を支配したんですよ。
ああ、きっと大谷投手の「165キロ」で感覚がマヒしてしまっているんだな…。
2018.3.31