クローザーに配置転換された森唯斗投手に宿る「魂」の源泉とは【ある愛の物語】
http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=015-20150126-01
だいぶ久し振りの記事更新になります。
サファテ投手、突然の今季絶望の報道。
ホークスの戦略を根底から見直さなければならない緊急事態に突如現れた、救世主。
それが、なんと森唯斗投手だったとは。
森唯斗投手のクローザー抜擢にも驚きましたが、別人のような圧倒感で9回の1イニングを完全支配してしまう投球に、ただただ唖然。
セットアッパーの時、こんな良い球放ってましたっけ?
登板過多による金属疲労や、相手チームからの研究も、きっとあるのでしょう。
昨年あたりから、打ち込まれる場面が多くなったように感じます。
年々、その投球に対する信頼感が薄れていってるイメージがあったのは否めません。
今年は、ひょっとしたら勝ちパターンから外されるのではと、考えるホークスファンも多かったのでは。
しかし。
配置転換で、人はこうもパフォーマンスが変わるものなのでしょうか?
それにしても、圧倒的なピッチングです。
森唯斗投手、入団一年目のあの頃を思い起こさせます。
球速や制球は、もちろんのこと。
何かこう、ボールへの気合の注入加減がこれまでとは違うような気がするんです。
魂がこもっているというべきか。
ん?
「魂」ときたら、「炎」ですよね。
そういえば、かつて「炎のストッパー」と呼ばれた伝説の投手がいましたね。
http://carp-matome.blog.jp/archives/1066384356.html
全盛期の直球の威力は、かのランディ・バースをして「クレイジー」と言わせたほど。
これまた全盛期の原辰徳選手との直球オンリーのガチンコ対決では、ファールを打ち上げた原選手の手首を破壊させてしまったというエピソードはあまりにも有名。
www.xn--lckk7id5ivdy350bzuc.com
森唯斗投手、クローザーというポジションに配置転換されてから、何だかさらに気迫がボールに乗り移ったような気がするんですよね。
この両投手、人並外れた球速があるとか、特別な変化球がある訳でもありません。
理屈を超越した「何か」が、対峙するバッターをねじ伏せてしまうという点で、2人に共通した部分があると思うのです。
それが「炎」と「魂」。
森投手はきっとサファテ投手の「魂」を背負って、投げているんでしょうね。
…って、まだサファテ投手、生きてますからね(笑)。
じゃあ、生霊なのかな?
生霊となったサファテ投手の「愛」が、きっと「魂」に昇華して、ユイトのピッチングに力を与えているのでしょう。
そんな、結論にブログ書いてて到達しちゃいました。
ほんとは、もっと論理的なこと書くつもりだったんですけどね(笑)。
PS. 個人的にはどんなに打ち込まれることがあっても森投手、応援からね!
2018.4.30