田中正義投手の直球勝負で、つい考えてしまったこと
ライオンズ戦での田中正義投手の投球が評判のようですね。
もちろんオープン戦とはいえ、公式戦を見据えたら、抑えるに越したことはないですよね。
強力レオ打線に果敢にも直球勝負を挑んで見事に無失点!!
とまあ、こう書くといかにも凄い感じがしますけれども。
現状、変化球の精度がイマイチなので、直球で勝負するより他ない訳なんですけどね。
ただ、やはり並の投手ではないのでしょう。
球速表示以上に威力を感じさせるストレートであることは間違いなさそうです。
特に低めに伸びる、独特の球筋は他になかなか見られない代物。
しかし。
まだ指にかかるボールと、そうじゃないボールとばらつきがあるのが現状。
速球の球速表示もかなりのばらつきがあるのが現実。
ところで。
田中投手に先発ローテーション入りを期待する声も多いようですが、今の完成度では当分先になるのでは?
走者が出てからのクイック・モーションにも致命的な問題を抱えていますし。
ただ、そうはいっても直球の威力は捨て難いのも事実。
短いイニングを多く投げさせて、実戦の中でフォーム固めを行なうのも良いのでは?
変化球の精度も種類もまだまだ上げていかないと、プロの一軍レベルでは先発は厳しいと考えます。
まずは、勝敗に関係のない展開で、リリーフ登板させて…。
1イニングを速球で制圧することで、自身を取り戻させるのが賢明かと。
もちろん変化球は完全見せ球で。
それと、無理に変化球を増やさなくても、少ない球種で充分に勝負出来る投手じゃないかと思うんですよね。
やはり適性は、セットアッパーなのではないかと。
でもね。
そこは5球団競合のドライチ。
まだまだ、その先の伸びしろを期待しちゃうんですよね。
ホークス伝統の「スプリット」と、「ナックルカーブ」あたりをものに出来ればクローザーも面白いのではと、ついつい妄想しちゃうのであります。
やはり、あのストレートは魅力ですから。
2018.3.8